SOLIDEMOって最高だ

日曜夜9時にフジテレビにて放送されていたドラマ「大貧乏」の主題歌を歌うグループのことをご存知だろうか。SOLIDEMOである。 前の記事では私が彼らと出会った経緯とその中のメンバー、佐々木和也を好きになるまでを書いた。 今回は彼らの根本的な魅力について綴っていこうと思う。

歌が上手い

魅力の大前提として、まずその歌唱力が挙げられる。 メンバーはみんな歌って踊れる高身長男性であり、それぞれほかに個性があるがまずはみんな歌が上手い。 シュネル(以降俊さん)、向山毅(以降たけくん)、佐々木和也(以降かずくん)、手島章斗(以降章斗くん)の4人がメインとして歌い、 佐脇慧一(以降慧一くん)、中山優貴(以降優貴くん)、木全寛幸(以降きまたくん)、山口智也(以降智也くん)がコーラスやラップなどで歌に厚みを増す、といった感じで構成されている(と思う。音楽は詳しくないので違うかもしれない)。 得意とするのはバラード〜ミディアムバラードあたりの、静かで綺麗な曲だ。 ドラマ「大貧乏」の主題歌である「Happiness」も、ミディアムバラードにあたる。 それぞれ個性のある歌声だが、グループとして、ひとつの曲としてまとまりがあり、聞きやすいと思う。 一般的に受け入れられやすい歌声のグループではないだろうか。 しかしそんな彼らはその歌唱力に胡座をかくことなくひたむきに努力をし続ける。

驚くべき向上心

メンバーは負けず嫌いが非常に多い。 特にかずくんは高校時代に野球の決勝戦で敗れたときのことがトラウマなのか、負けを非常に嫌っている。 グループ結成当初は「全員蹴落としてやる」と思っていたと公言し、仲良くする気もなく食事に誘われても断っていたという。 そんな彼も今はメンバー大好き人間なのだけど(それについてはまたあとで詳しく書く)。 流石に今はもう「メンバー全員蹴落としてやる」という気持ちの人はいないけれど、「誰にも負けたくない」という気持ちは多分全員が持っている。 SOLIDEMOのパート分けはあらかじめメンバーが割り振られているところと、「チャレンジパート」というパートがある。 この部分は全員がレコーディングをして、1番いいと判断された人が採用されるというのだ。 まさに弱肉強食。 そんな環境で育つ(?)彼らは常に努力を怠らない。 Twitterやブログを見ると、オフの日にも自主練を行っている様子がうかがえる。 それはメンバーと一緒であったり、1人だったり、はたまたカラオケで歌練をしていることもある。 音楽ド素人の私は、SOLIDEMOがインディーズ時代に出した楽曲を聞いても「何この人たち歌うま!」って思った。 でも、それほど最初から歌が上手い彼らなのに、新しい曲を聴くと前よりさらに成長しているのがわかるのだ。 最新曲のHappinessを聞いた時は正直引いた。彼らの成長に。 Happinessは俊さん、たけくん、かずくん、章斗くんの4人がメインパートを歌っているのだが、その誰もが今までと確実に違う歌い方を習得している。 俊さんは今までのクセが抜け、より優しく、父親のように包み込んでくれる暖かい歌声に。 さらには優しく包み込むような低音も披露してくれた。 たけくんは元々綺麗だし力強さもあるけれど、今回はそれがさらに綺麗になり、先を引っ張ってくれような力強さも増した。 かずくんは一番びっくりした。全然タイプが違う。 綺麗で儚い、高めの歌声だったのに、Happinessの 「ありふれてる日曜日 君の声が笑ってる」のパートは下からふわりと優しく包み込んでくれるような男らしい低音。 それでいて伸びやかで、この人どこまで進化を見せてくれるの?って思った。 逆に今まで男らしくて力強い歌声だった章斗くんは、儚さや優しさ、暖かさが加わったように感じる。 本当にひとつの曲としてまとまっているし、Happinessというタイトル通りの優しくて一緒に歩いてくれるような歌声だと思う。 素人が偉そうに言って申し訳ない。だけど、SOLIDEMOの歌声は本当に進化し続けている。 それはどれもメンバーの驚くべき向上心と努力をする力のおかげだ。

みんな優しい

優しすぎるメンバー

SOLIDEMOはとにかく優しい。本当に。優しすぎるくらい優しい。 ⚠ここから今行っている2ndTourのネタバレになります⚠ 今回のツアー、まずセトリが公演ごとに違う。 全13公演あるのに、そのすべてを変える気なのだろうか。 何度も通うCollarsが退屈しないためか、その土地だけのライブを作るためか、その両方なのか。 詳しい意図は分からないけど、とにかくCollarsを想ってセトリを変えてくれている。 そして、ここが1番やばいことなのだけど、今回のツアーはライブハウスでやるのに客席に降りてくる。 正確には客席の後ろからやってきて、曲の2番終わるくらいまでずっと客席を回っている。 そのときの対応が神すぎるので、これもまた後々まとめようと思う。 ほんとにファンサの嵐のような時間でそれだけでもやばいけど、冷静に考えてほしい。ライブハウスだぞ? 行ったことある人は分かると思うけど、ライブハウスは狭い上に柵や仕切りはほとんどない。 そんな中で降りてきたらメンバーの方にファンが詰め寄り、押し合いへしあい、もみくちゃになるじゃん!

ならない。

ならないのだ、SOLIDEMOのファンは。 だからSOLIDEMOはファンを楽しませるためにわざわざ近くまで降りてきて優しくしてくれる。 それだけファンのことを想ってくれている。 握手会でだって、目をまじまじ見ながらお話してくれたり、名前をすぐに覚えてくれる。 私の友達で俊さんが好きで、握手会では名乗らなかったけど毎日俊さんにリプを送ったりブログにコメントしている子(Hちゃん)がいる。 俊さんに「Hちゃんって分かりますか?いつもコメントしてる…」って聞いてみると、ちょっと悩んだあとに思い出したのか「ああ!きてるね!」って言った。 ちゃんとリプを見ていて、毎日送っているような熱心な子は例え直接名乗らなくても覚えてくれる。 ちなみに私の姉はたけくんが好きで、ライブには参加したけど握手会には参加できなかった。 だからさっきと同じように聞いてみたらやはりほんの少し悩んだけど、思い出したら顔を輝かせて「わかる!分かるよ!」って言った。 みんなファンのことを大切にしてくれているのだ。本当にすごい。

優しい運営

優しいのはメンバーだけじゃない。運営もだ。 SOLIDEMOのことを愛してくれているし、Collarsのことももちろん大切にしてくれる。 だからファンに無理を言わせるやり方はしない。 SOLIDEMOの売り方は、100人から1万円集めるのでなくて、1万人から100円を集める感じだ。 ひとりひとりには負担をかけさせない。 なんならフリーライブも沢山して、無料のコンテンツをたくさん提供してくれる。 以前紹介したルンルンCPではライブの様子をネットにあげるように推奨していた。 そうしてどんどん自分たちを売り込んで、ひとりでも多くの人に好きになってもらって、その人がCD1枚買ってくれたらいいな、そんなスタンスで売っているように思う。 だから応援するのも全然苦しくないし、友達にも「お金かけなくても楽しめるよ!」っておすすめしやすい。 この売り方は本当にSOLIDEMO自身を愛してその魅力をたくさんの人に知ってもらいたい!という気持ちが一番にないとできない。

優しいファン

さらには彼らの優しさはファンにまで影響を及ぼしている。 びっくりするほどファン(Collars)のみんなが優しい。 チケットやグッズの譲渡、交換ツイートはフォロー外でもRTしてくれるし、すぐに声をかけてくれる。 分からないことがあればすぐに教えてくれる。 現場に行っても優しい人ばかりで、みんながみんなを気遣っている。 前述したライブハウスなのに客降りをしてくれるのも、この優しくてマナーの守れるファンがあってのことだ。 私は以前好きだったグループを、ファンとのいざこざ(とグループの方向性に疑問を持ち始めたこと)によりオタクから茶の間に戻った経験がある。 他にも、ここのファンってめんどくさいなあって思うことはよくある。 でも、SOLIDEMOのファンは本当に優しくてあたたかいのだ。 ファンのせいで好きなグループを嫌いになることは、オタ活の中で個人的に1番嫌な出来事だけど、ここにいるとその心配がない。 なんならCollarsのファンだ!って言えるくらい好きだ。 平和でのんびりとした優しい世界、それがSOLIDEMOというグループの作り上げたものだと思う。

メンバー同士仲が良い

これもオタクをする上ではどうしても気になってしまうこと。 だってメンバー間の仲が悪いと「不仲による解散」とか考えてしまうし。 単純に「推しくんはこの活動を楽しんでいるかな?」という不安だってあるだろう。 しかし安心してほしい。SOLIDEMOは自分たちで公言するほど仲がいい。 何かと集合写真を撮るときは、真面目にかっこつけた写真はもちろん、みんなでふざけた写真もよく撮る。 各々好きなポーズを取っていたり、好きなメンバーにくっついたり、技をかけたり、おんぶしてもらったり、なんか色々。 見てて心がほくほくする可愛い写真をたくさんあげてくれるから眼福だ。 これまた長くなるので後々書こうと思うが、いくつか定番化しているコンビやチームがある。 そのどれもが仲良しで、それだけでなくお互い切磋琢磨して、ときにライバルに、ときに講師に、ときに家族となりながらグループの関係性を強めていっている。

何事にも全力

パフォーマンスに全力

彼らはどのライブもイベントも、いつでもそのときの自分に出来る全力を出して挑んでくれる。 当たり前だけど、意外と難しくて、実際やってのける彼らはすごい人だと思う。 ほぼ毎週行っている定期ライブも、アットホームな場だからといって力を抜いたりしない。 なかなか会いに行けない地方でのライブは、毎公演ごとに、反省会と、より高めるにはどうすれば良いかを話し合う。 かずくんは、いきなりぶっ飛ばしすぎて3曲目にして既に喉がやられるという事件もあったし。 全員がスポーツ経験があるためか、本当に部活のように熱いパフォーマンスを魅せてくれる。 その気持ちが伝わってくるからこそ応援したくなるグループだ。

お笑いも全力

SOLIDEMOは音楽グループだ。 でも、なぜかお笑いにも力を入れている。 特にリーダーのシュネルはお笑い面でもメンバーを引っ張っている(多分)。 モノマネが得意で、頭のおかしな個性の強いキャラクターも見事に演じてくれる。 慧一くんはすべり芸が持ちネタだ。 そもそも持ちネタがあることがなんかおかしいよね。 しかも、その割にたまにじわじわくるタイプの面白いネタをぶっ込んでくる。 あとブログは毎回笑ってしまう。 智也くんは……爆弾。詳しいことは調べて欲しい。 やちょ口とかで調べると出てくる。 個々のメンバーだけでなくグループとしても、 現在関東地方で放送中のレギュラー番組「ソリディーモの冠番組」では毎回コントをしたり、 定期ライブは歌中心のSOLID公演と、コントや企画などを含めたEMO公演で分けたりしている。 サンシャインシティの宣伝動画では、定期的にだいこんになってお店で騒いでいる。 だいこんふたりが手を繋いでデートするのをだいこん3人が見守ってるのがシュールすぎておすすめ。

とまあ、こんな感じとにかく歌も笑いも全力で取り組む!それがSOLIDEMOです。

非常に長くなってしまった。読みにくくて申し訳ない。 他にもSOLIDEMOのいいところはたくさんあるけど、今回はここまでということで! 大貧乏やソリ冠、2ndTourの公演前のローカル番組などのテレビ番組、 CLUB 8やNOW PLAYING、地方ラジオなどのラジオ番組、 また各イベントやTwitterでのツイートなどを通してSOLIDEMOに興味を持ち始めたというみなさん。 もっとSOLIDEMOについて知ってみて欲しい。 ただ歌のうまい高身長イケメンというだけの人たちではない、ということが分かっていただければ幸いだ。

ちなみに当ブログは今後もSOLIDEMOの布教を全力で行うにブログになる予定なので、また次回も見てみていただきたいです☺